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COLUMN 14

歴史

『歴史は勝者が作る』

2022年5月3日

学校で習った歴史が全て正しいと大半の人が思っていると思います。

わたしも昔はそうでした。

ただ事実は全く違います。

タイトルのとおり、歴史は勝者が作るんです。

もっというと歴史は嘘です。

作られたものなんです。

人類は争い、戦争の歴史でもあります。

恐らく地球で戦争がなかった時間はないです。

いつもどこかで常に人類は争っています。

※戦争や暴力を肯定するものでは決してありません

争いの行き着く先は、勝者が敗者です。

そしてそこには必ず、負けた方は特に、恨みつらみが普通はたまります。

日本は占領政策によりそんな感情は見事にかき消され、逆にアメリカ最高!と異常な状態をずっと保っています。

なぜ勝者が歴史を作るのか。

自分のやったことを正当化し、コントロールしやすくするためです。

必ず両者に悲劇が起こりますので正当化しないと反乱の分子になるんですね。

しかも争いが起きる時は必ず『正義対正義』です。

どちらにも守るべき攻めるべき理由がある。

そして勝った方がそれを正当化することで負けた側をコントロールする。

これが延々と繰り返されています。

明治維新や、その他の歴史についてもそうです。

坂本龍馬や新撰組は現代ではめっちゃ良く描かれていますが、龍馬は欧米の手先ですし新撰組はゴロツキ。

(好きだった方すみません、でも事実は事実として受け止めてちゃんとした歴史観を持つことがとても大事です。)

野口英世は人体実験しまくって何人も亡くなりました。

秀吉は日本人が外国人に拉致されまくって世界各地で奴隷にされていたため、これらを守るために朝鮮出兵しました。

共産主義の祖カールマルクスは資本主義の権化であるロスチャイルド家の親戚です。

そもそも『明治維新』という単語すら存在しないんですね。

更にいうと、各国、各地方でさまざまな歴史が存在しています。

各地でいろんな人々が暮らしを営んできたんです。

それらを一切無視、或いは消去して単一化した歴史にしてしまっているのが今です。

民俗学、風俗学を独自に研究している方と懇意にさせていただいていますが、日本は、世界はこんなに豊かなんだと毎回驚かされます。

とてもとても豊かで人間味に溢れる、奥行きがある世界が立体的に浮かんできます。

もちろん入口として単一化・画一化されたものを知ること、勉強することは良いと思います。

ただその先が大事です。

歴史を忘れた民族は滅びます。

豊かな地球の営みを感じ人生の幅を広げ、真実を見通す力をつけていきましょう!

COLUMN 14

『歴史は勝者が作る』

カテゴリー

コラム 歴史

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2022年5月3日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局にて国税調査官として署長表彰を受けるまでに活躍をし、その後 財務省 理財局という日本に於ける年間450兆円とも言われる国家資金の使用方針決定を行う中枢部署に在籍し、現在は企業経営者として活躍する異例の経歴の持ち主。 国税、財務省、そして企業経営者という実体験に基づき特異な視点から多くの経営者に対して「お金」に関するコンサルティングを行なっている。