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COLUMN 99

経営

『船井電機にみる株主資本主義・マネー主義』

2024年11月3日

平井氏の伝えるとおり

普通ではないです

MAで有名なのはルシアンホールディングスですが船井電機の件も同じような感覚でみています

細かいところはよくわかりませんが

結局これも過度の株主資本主義とマネー(拝金)主義の結果だと捉えています

株主が絶対であり経営陣は株主の言う通りにやらなければならない

その株主は配当、つまり短期利益のみを追求し長期的な成長を望まずコストカットして単年度で多くの利益をだせ、そうしなければ役員解任だ、とする

従業員は何も知らずに勤勉に働き給料はあまり上がらない

そして船井電機の従業員は給料支給日の前日に突然一斉解雇

今だけ金だけ自分だけの一部の人間だけに大金が残り、あとはみんな路頭に迷う

従業員には当然家族もいるので相当の数です

かつての日本の企業経営はまさに共同体であり

資本主義の中でもお互いに株を持ち利益を循環させ互いに成長するということをやってきました

それが外圧で血も涙もないマネーゲームに変わってしまいました

勝ち組負け組という言葉もここらへんから出てきたのではないでしょうか

西洋の価値観

共同体の破壊です

こんなことにならないためにも鍛錬です

鍛錬していれば悪意に気づくことができます

余裕、余白ができます

自分が強くなれば会社も強くなる

経営者のフィジカル・メンタルがそのまま会社に反映されます

鍛錬しましょう

COLUMN 99

『船井電機にみる株主資本主義・マネー主義』

カテゴリー

コラム 経営

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2024年11月3日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局、財務省、企業経営者、150社を超える企業顧問という独特の経歴と、自身の管理・マネジメントを徹底することで日本アルプスの山脈を日帰りできる力、ベンチプレス120キロを挙げる力を駆使した経営者の心と体を鍛え上げるマネジメントを行う。