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COLUMN 64

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『郵政民営化の末路』

2024年7月28日

https://news.yahoo.co.jp/…/e9b6007c8157bdc9bd01f1fbf086…

日本郵便が2023年度の郵便事業は営業損益896億円の赤字と発表したそうです。

※2022年度は211億円の赤字

時の政権、小泉首相が郵政民営化を問うとして日本中が熱狂した総選挙

自民党で郵政民営化に反対した議員には刺客を送り込むなどまぁエンターテイメントな政治・選挙が繰り広げられました

劇場型の原型と言ってもいいかもしれません

国民の多数の方が民営化に賛成の意思表示として小泉内閣は大勝利したのです

民営化すれば儲かる、サービスがよくなる、などそれはそれは美辞麗句を連ねまくりました

そしてそれを信じて大多数が投票したのです

結果どうでしょう?

損益は赤字

近頃近隣に郵便を出しても2日間など普通にかかります

そして過疎地域の郵便局はなくなっています

儲からないしサービスはよくならない

そして民営化により郵便貯金やかんぽ生命などは外国が支配するものとなりました

※そもそも郵政民営化は外圧、だけどそれを選択したのは選挙で投票した日本人

郵便局員が一生懸命外国のがん保険アフラックを過酷なノルマで売らされているのです

年賀状の自爆営業もニュースでありました

誰が幸せになっているのでしょう?

そう、いつものグローバリスト

日本人の大半が不幸になっているのです

ちなみに、郵便局は安全保障でもあったのはご存知でしょうか?

安全保障をもわたしたち日本人は自分たちで破壊してしまったのです

無知は罪どころではないですね

日本は戦後あらゆるものを民営化してきました

国鉄、電電公社、郵政

近年は水道局

公共は民間ではないのです

企業の論理ではない

赤字で全然OK

それを聞こえの良い言葉で騙していく

騙される方も騙される方

自分たちで自分たちの生命、財産を脅かす、手放していく

無知が同じ国民を追い詰めていく

誤りだったとこれでもかと歴史・事実が証明しています

いい加減気付きましょう

私たちに残されている時間は多くはないのです

【苫米地英人×城内実】安全保障としての郵便局ネットワーク

COLUMN 64

『郵政民営化の末路』

カテゴリー

コラム 政治 経済

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2024年7月28日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局にて国税調査官として署長表彰を受けるまでに活躍をし、その後 財務省 理財局という日本に於ける年間450兆円とも言われる国家資金の使用方針決定を行う中枢部署に在籍し、現在は企業経営者として活躍する異例の経歴の持ち主。 国税、財務省、そして企業経営者という実体験に基づき特異な視点から多くの経営者に対して「お金」に関するコンサルティングを行なっている。