歴史や経済、政治などのコラム記事を掲載|なかま

COLUMN 205

健康
教育
経営

『粒度』

2025年12月3日

よく粒度という単語を使います

どれだけ細かく見れるかは経営においても人生においてもとても重要です

経営において伸びるポイントはどこなのか

ボトルネックはどこなのか

その人はどういう仕事の仕方をするのか

どういう考え方を持っているのか

どういう性格なのか

細かく見ることができればできるほどその後の経営や人生はよりスムーズにいくことができます

より深く、より良く分かる、ということです

大雑把に見ていてはせっかくポイントでは気づいているものの大元、根本までいかないのでいまいち良くならない、解決しないというような状態になることが多いです

※それで行ける場合ももちろんあると思います

わたしの場合であれば筋トレ、登山、食事のことでよく質問など受けますが

例えば筋トレを3年間やっていますと言われても

週5回2時間ずつと

周波数を1回1時間ずつ

あるいは月1回2時間程度

などで内容は全く変わってきます

※わたしは週2回1時間ずつです

プロテインも一般的に體に良くないと言われていますが

だいたいが安いものを基準にしている場合が多いです

安いものは砂糖と添加物がとてもとても多く含まれているのでそれは體に良くない場合が多そうです

わたしはかなりの量のプロテインを摂取しますが無添加、天然なので體にもちろん良いですし健康診断ではスーパーエクセレントの評価です

また食事後の満腹の状態でそこからさらにプロテインを飲む方も多いと思いますが、シンプルに食べ過ぎであり内臓に過度の負担をかけます

わたしは所謂固形の食事は少しの野菜もしくは果物を夜に食べるだけなので負担が極端に少ないです

※消化にエネルギーを使わないので超回復できる

ただ野菜や果物ももちろん何でも良いわけではないです

その土地の水はどうか、農薬はどうか、土壌はどうかなど

肉類にしても飼料はどういったものか

成長剤は使われているのか

どういう水で育ったのか

飼育環境はどのようなものだったのか

料理も同じです

整った方が整った場所で料理をしているとわたしはより気持ちよく食事をとることができます

登山も低山から3,000m級の高山まで様々ですしひとつの山でも複数のコースがあります

また1mの岩場でも落ち方によっては非常に危険なので低山だから危険はないということもあります

逆もまた然りで3,000m級でも危険箇所なく比較的気軽に登れる山もあります

経営においてはどれだけヒトモノコトを細かく、粒度高く見ることができるかどうか

進捗を確認するときどう確認していますか

お客様の状況を確認するときどう確認していますか

できるお医者さんはこと細かに聞いて診断します

できる国税時代の先輩は重要と思われるポイントは何度も何度も細かく聞いていました

結果的に多くが脱税の端緒でした

商談などはまさに粒度

相手が何を求めているか、何に困っているか、どこに引っかかっているか

細かくみることができればできるほど精度は上がりますし、精度が上がるので話も早いです

また合う合わないでしかなくなるので合わない場合の撤退判断も迅速で軽やかです

終わり方が軽やかなので次にも軽やかにいけます

手放しを早く、軽やかに

次に来るのはもっと早くて軽やかなものです

執着は重み

※良い悪いではなく執着した方が良いものもある

ひとつひとつごゴロゴロして大きく角ばった重くて流れのよくないざらざらな会話をするか

ひとひとつが小さくサラサラして丸みをおびて軽やかで爽やかで気持ちの良い会話でいくか

人生の質が全く変わります

粒度です

個人の場合も同じです

いわゆるビックデータや統計といったものは価値がない場合がとても多いです

※良い悪いではなく価値が出るところももちろんあります

なぜ価値がないかというと個々人は違う生命体ですし、その人ですらその時々で違うからです

過去の自分と今の自分は細かく見ると違います

体調や気持ちはもちろん違いますし

季節や気温、そのとき食べているものや、そのときのなかまの関係など外部からも影響を受けます

生まれて育ってきた時代も食べているものも性格も筋肉も育ってきた環境も、さらに言うとDNAも、全部全部違うのにこれは統計(データ)的にこうである、ということには価値がない場合が多いです

経営的にいうと統計は財・サービスを売る側が買う側を型にはめて買っていただく、買いたいと思っていただく手法のひとつです

※良い悪いではない

自分がその統計的にどの位置にいるかが分かること=粒度がとても大事です

株価などを大枠で見る場合などは統計はとても価値はあると思います

全てを型にはめたがるこの時代

(今だけ金だけ自分だけの株主資本主義論)

年代、血液型、星座、性格診断などなど

良い悪ではないですがこれらは大枠を掴むためのものです

真の自己は自分で分かるようにする

自らを分けることができると書いて自分です

では粒度を上げるにはどうすれば良いのか

粒度は細かさです

高振動であるとも言えます

すなわち周波数

周波数を上げるためにはやっぱり鍛錬です🏋️

粒度をあげれば自分のことも、周りのことも、世の中のこともよりシンプルでストレートに分かるようになります

そしてフルオートの世界へ

粒度をあげることで軽やかな経営、人生へ

次の時代へ軽やかに羽ばたきましょう

COLUMN 205

『粒度』

カテゴリー

コラム 健康 教育 経営

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2025年12月3日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局、財務省、企業経営者、150社を超える企業顧問という独特の経歴と、自身の管理・マネジメントを徹底することで日本アルプスの山脈を日帰りできる力、ベンチプレス130キロを挙げる力を駆使した経営者の心と體を鍛え上げるマネジメントを行う。