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COLUMN 12

教育

『教育を考える』

2022年4月28日

最近話題の成田氏。

麻布中学・高校、東大、MITを経てイェール大学助教授という超金ピカな経歴の持ち主。

わたしと同年代であり発言がエッジ効きまくっているのでウォッチしています。

今回の動画はズバリ教育。

日本のそれまでの素晴らしい教育は戦後大いに破壊されました。

画一的なカリキュラムで画一的で社会経験のない教員が溢れかえり、教えられたものだけをせっせとこなしていく、決められたものの中で点数化・偏差値化され、少しでもはみ出すと減点。

全ての子どもたちが決まった枠の中で無理やり競争させられていく。

そしてできあがるのが、

『今だけ・金だけ・自分だけ』

という考えや、

『勝ち組・負け組』

という考え方。

今のいじめなんか現代教育制度の悪い部分が凝縮されたものです。

そしていつも通り報道しないメディア。

親も子どもも疲弊しながらお受験をし、世間的には良いとされる大学に入って世間的に良いとされる会社へ入社し定年までさまざまさなストレスに耐えながら、理不尽な転勤に耐えながらおよそ会社経営していたら考えられないくらいの住宅ローンという借金を背負い、必死に返済のために働き、老後に怯えて定年でリタイア。

※住宅ローンも闇が深いです。

そもそもの現代日本のこの教育システム・枠、一般的に良いとされている概念・考え方、これらはわたしたち日本人に合っているんでしょうか?

好きなこと、得意なことをとことん伸ばしていけばいいんじゃないでしょうか?

決められたやり方のもと、たまたま今の教育制度が得意・好き・合った人がお金を稼ぎエリートと呼ばれ偉そうなり、たまたま不得意・嫌い・合わなかった人がさまざまなところで弱者になり這い上がれない仕組みになっている。

言い方良くないかもしれませんが、今の教育は優秀なサラリーマン(イェスマン)を量産するようになっています。

そして様々な制度(住宅ローン)や概念でやめられないように縛りつけていく。

仕組みとしてサラリーマンには自由がなくなるように設計されてしまっています。

対して、お金や経営や心の教育は全然しません。

サラリーマンを既定路線とし、経営やフリーランスをなんとなく良しとしない空気があります。

実際税金や確定申告を教えない、面倒という情報が多いですし、起業も失敗みたいな話が多くて裏の意図させ感じます。

親世代は良い会社に行くことをすすめ、周りは独立しようとすると止めにかかる。

足を引っ張る意識を植え付けられてしまっているんですね。

これでは国は豊かになんてなりません。

日本は多民族国家ではなく単一国家でありますが、働き方も単一です。

ちなみに近年なりたい職業ランキング上位に入ってきている『公務員』ですが、

理由は安定しているからというのが大半かと思います。

勘違いしている方が多いですが、公務員は確かにクビがないので安定かもしれませんが、決して高給ではありません。

わたしが最後財務省をやめたときは7年目で死ぬほど残業して命と時間を削りまくって550万円程度でした。

東京では生きていけません笑

あくまで安定している『だけ』です。

豊かでは決してありません。

教育は国や地域、家族の根幹です。

教育を破壊することこそ、国を溶かしてしまう最強の武器の一つです。

国を溶かすには、歴史を奪い、言語を奪い、教育を奪うことがセオリーです。

これは今も現在進行形で世界で行われています。

しっかり見極め、世の中の不協和音をキャッチして一人一人が変わっていきましょう。

現場もいっぱいいっぱいで視野が狭くなっています。

外からの視点、声がとても大事です。

何も分からないピュアな子どもをそちらに染めさせてはいけないんです。

子どもは宝はほんと素晴らしい表現で未来を創るのは子どもたちです。

適切な教育で素晴らしい人を育て素晴らしい国、地域、家族を創っていきましょう!!

COLUMN 12

『教育を考える』

カテゴリー

コラム 教育

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2022年4月28日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局にて国税調査官として署長表彰を受けるまでに活躍をし、その後 財務省 理財局という日本に於ける年間450兆円とも言われる国家資金の使用方針決定を行う中枢部署に在籍し、現在は企業経営者として活躍する異例の経歴の持ち主。 国税、財務省、そして企業経営者という実体験に基づき特異な視点から多くの経営者に対して「お金」に関するコンサルティングを行なっている。