歴史や経済、政治などのコラム記事を掲載|なかま

COLUMN 21

政治
経営
経済

『中小企業をとことんいじめたい』

2022年5月26日

2023年10月からある制度がスタートします。

経営者、個人事業主の方は大半がご存知かと思います。

『インボイス制度』

制度の内容はネットでたくさん出てくるので割愛ですが、

この制度、

日本を破壊する制度の一つです。

もっと正確に言うと、

日本の中小企業を破壊する制度です。

先に書いておくと、

みなさんめちゃめちゃ舐められてます。

これやっても別に何も言ってこないだろう、

更に言うと、

何もわかってないだろう、

大人しく従えよ、

とこの制度を決めている人たちは思っているでしょう。

所掌はもちろんおなじみ財務省

この制度で何をしたいかといいますと、

端的に言うと、標題のとおり

中小企業潰し

です。

からの株式取得、買収

分かりやすいです。

このような事業者に不利な立法や施策を

財源不足の名の下にどんどんやってきます。

モロに煽りをくらうのが

建設建築業界の一人親方

フリーランスの方々

など主に年商1,000万円未満の事業者

実質的増税です。

※ただ今まで納めるべきものを免除されていただけなので本質的ではあります

とはいえそんな事業者の方々に厳しくしたところで幸せと笑顔なんて作れません

税は財源ではないからです

※詳しくは税は財源ではないの投稿をご参照

こんな本質とかけ離れた制度で多くの人が失業やコスト増を余儀なくされ路頭に迷う人たちがでてくる

これはおかしい

絶対おかしい

変な国になってしまいました。

ちなみにわたしは消費税すらいらないと考えます。

消費税は廃止

所得の低い人ほど負担感が大きいのはフェアではありません

また経営で考えてもキャッシュフローを複雑化させます。

経営の試算がシンプルにとても面倒なものになります。

収入と支出は分かりやすい方が良いに決まっているのです。

減価償却なども良い例ですが、収入と支出と税金がストレートかつシンプルに計算できないのが今の税制です。

分かりにくく敢えてしているとさえ思えます。

だから税理士資格という難関資格ができて、

一部、愛も気遣いも経営経験もないのに偉そうにしてしまう税理士が経営者にメリットのない保身に走った指導や申告をしてしまうのです。

税周りは本当に闇が深いです。

そしてイケてる人たちもほとんどいない。

税金、お金というとてもとても大事な部分を

全然イケてない人たちがイニシアチブを取ってしまっているのです。

こんな状況で世の中が良くなる要素ありますか?笑

わたしたち一人一人がやるしかないんです。

個人一人一人が自立し、自分の考えを持って積極的に議論していく

税理士が難しい言葉や説明をしてきたら分からないとちゃんと言う

制度に疑問があれば議論したり地元の政治家に投げかける

※政治家でたぶん分かる人ほぼいない

何でも良いのでアクションを起こしましょまう

そしてみんなを巻き込んでいきましょう

なぜなら

結局日本全体の問題だから

わたしは関係ないと思っていても

全て繋がっているんですね。

余波は必ずきます。

そして最後日本がなくなるとなったら

わたし関係ないからと言える人は誰もいません

しっかり思考を回転させて

将来のリスクをできるだけ想像して

備えて鍛錬していきましょう。

「STOP!インボイス」弱者を攻撃する増税を阻止せよ![三橋TV第529回]小泉なつみ・三橋貴明・高家望愛

YOUTUBE.COM

「STOP!インボイス」弱者を攻撃する増税を阻止せよ![三橋TV第529回]小泉なつみ・三橋貴明・高家望愛

動画をご覧いただきありがと

COLUMN 21

『中小企業をとことんいじめたい』

カテゴリー

コラム 政治 経営 経済

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2022年5月26日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局にて国税調査官として署長表彰を受けるまでに活躍をし、その後 財務省 理財局という日本に於ける年間450兆円とも言われる国家資金の使用方針決定を行う中枢部署に在籍し、現在は企業経営者として活躍する異例の経歴の持ち主。 国税、財務省、そして企業経営者という実体験に基づき特異な視点から多くの経営者に対して「お金」に関するコンサルティングを行なっている。