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COLUMN 144

政治
経済

『日本でGAFAMなどのイノベーション企業が生まれないのも緊縮財政』

2025年2月2日

アップルなどが今の地位を築いた大きな要因は政府の強力なバックアップがあったからこそです

特に資金提供

GAFAM以外にも中国企業は中国共産党の強大なバックアップ

サムスンはほぼ韓国の国営企業みたいなものです

今をリードする世界的企業はみんなみんな国のサポートを受けてきたということです

かつては日本も株式をお互いに持ち合うことによって巨大な経済圏を形成して

実に日本らしいみんなでゆたかにという共同体を築いていました

※外圧と仕組まれたバブル崩壊でボロボロに

イノベーションは豊富な資金力があって成立します

お金は血液

血液がないと体は動きませんし筋肉も大きくなりません

名だたる外国の大企業は国がポンとお金を出してくれる

他方、日本ではイノベーションを起こす企業の多くは資金調達を民間から行います

代表者や幹部が日々資金調達に奔走する

本業が資金調達になってしまいます

膨大な時間や体力を使います

監査も厳しいので身銭を切ることもしばしば

銀行対策も簡単ではありません

融資と出資を繰り返し行なっていきます

場合によっては巨大なしがらみが生まれます

接待、接待、接待

対策、対策、対策

スピード感は自ずと遅くなります

世界と日本では全然難易度が違うんですね

同じようなことが学問の世界でも言えます

世界の言語の覇権は英語です

WW2でアメリカが世界の覇権を握り言語の覇権も握りました

世界では英語がメインです

日本人の学者など論文を出す方は英語で出さないとならないことが多いと思います

日本語のほかに英語を学びます

場合によっては幼少期から学ぶので相当な時間を投下します

しかも内容は this is a pen.

とてつもない時間を英語に投下しているのに学んでいるものがこれなので英語を話せる日本人はごく僅かです

時間をかけても成長しない構造を作られている

英語圏の人はこの時間はありません

好きなことに多くの時間を費やすことができるのです

この差はとてつもなく大きいです

時は金なり

時を味方につける

これが長い間できていない、そういう構造にさせられているのが日本なのです

あらゆるところで同じことが言えます

構造がそうなっているので本当に世界で勝負するのは本来難しいです

構造からボコボコにされているのです

そんな中で勝負し続け

時には大きな成果を上げ続ける日本人

食事など全部変えさせられたのにオリンピックで多くのメダルを獲得したり

ノーベル賞をとったり

※ノーベル賞自体はグローバリズム

WW2以後日本人をコテンパンにしたいのはこのためです

外圧と内圧から押し付けられた構造の中でそれでも結果を出し続ける

※お金も出し続ける

どれだけやられてもなくならない自力、実力が素敵です

外圧がなくなり日本らしさを取り戻し

資金提供がスムーズになったとき

日本がどれほど輝くでしょうか

再び日本と日本人が今の時代のまま戻ったらどんなに素敵な世界が待っているでしょう

より一層素敵な時代を迎えるために鍛錬しましょう!!

COLUMN 144

『日本でGAFAMなどのイノベーション企業が生まれないのも緊縮財政』

カテゴリー

コラム 政治 経済

コラム筆者

大澤勇太

更新日

2025年2月2日

大澤勇太

株式会社しろく

大澤勇太

東京国税局、財務省、企業経営者、150社を超える企業顧問という独特の経歴と、自身の管理・マネジメントを徹底することで日本アルプスの山脈を日帰りできる力、ベンチプレス120キロを挙げる力を駆使した経営者の心と体を鍛え上げるマネジメントを行う。