このタイトル、日本人のほとんどが『?』だと思います。
みなさんが納めている税があるからこそ国家や地方行政が営まれ、公的サービスを享受することができている、と思っている、思わされていると思います。
実は全く違うのです。
ではなんなのか?
答えは、、
税は財源ではなく、景気の調整弁である
これです。
なぜなのか?
個人の確定申告をイメージすると分かりやすいですが、
個人の確定申告はその年の収支を翌年の3月15日までに確定申告書を提出し、収益が出て黒字になれば対応する税金を3月15日までに納めます。
しかししかし、翌年の予算は翌年の1月1日から執行されます。
1月1日から政府や公的機関はどこからかお金を調達して活動を始めるんですね。
お金を使うのが先なんです。
では、どこからお金を調達しているのか。
答えは国債です。
国債を発行して得たお金を使っているだけなのです。
われわれが納めている税は財源ではないんですね。
なんとなくふわっと納めている。
ただ税金は全く不要!ということにならないです。
税金は上述のとおり、景気の調整弁です。
税金がないと景気が加熱し、物価が上昇しインフレーションになってしまいます。
インフレ基調になってときに増税して市中からお金を政府が吸い上げることによってインフレをコントロールするんですね。
わたしは事業柄、
納税の義務はどうなのか?
財源が減ってしまうのでは?
という質問をたまにいただきます。
答えは上記のとおり、税は財源ではないから税金を納めても納めなくても同じ。
それであれば、経費として市中にお金を直接投下して笑顔と幸せをたくさん創って経済回しましょう!
とお伝えしています。
お金を持っている人は世の中に幸せをふりまき笑顔と幸せを創ることができます。
詳しくは元自民党の衆議院議員で『税理士』の安藤裕氏による解説が分かりやすいです。
あとはいつもの三橋氏が税は財源ではない、に絡めて徴税権と通貨発行権についてわかりやすく解説しています。